こんにちは、みっつー(@hiro_32i)です。
なにを意識してブログを書いていけばいいの?
といった悩みに答えていきます。
SEO対策の一つに、コンテンツSEO対策があります。
コンテンツSEO対策といっても具体的に何をどうしたらよいのか分からない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、コンテンツSEOの基礎を理解した上で、具体的な対策方法をわかりやすく解説していきます。
- コンテンツSEOとはなにか?
- コンテンツの質を決める指標とは?
- コンテンツSEOの具体的な対策
それではさっそく解説していきます。
コンテンツSEOとは?
コンテンツSEOとは、検索ユーザーのニーズを満たす良質な記事コンテンツを作り、SEOの評価を高めていく施策です。
記事数だけを量産すれば検索上位を獲得できる時代は残念ながらもうおわってしまいました。
これからは「コンテンツの質」によってGoogleに評価されるかが変わってきます。
記事単体でユーザーのニーズを満たすこともできますが、良質な記事が集まればサイト全体の価値も高まりGoogleから評価されるんです。
なぜコンテンツの質が重要なの?
Googleは以下の条件を満たすコンテンツを上位表示させると決めているからです。
俗に言う、「E-A-T」のことですね。
- Expertise(専門性)
- Authoritativeness(権威性)
- Trustworthiness(信頼性)
「E-A-T」のうちコンテンツの質が関係してくるのは最初の「専門性」です。
Googleは『Google が掲げる 10 の事実』という会社の規約の中で次のように述べています。
1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
つまり、ユーザーが本当に欲しいと思う専門性の高い良質なコンテンツをGoogleは高く評価すると言えるのです。
コンテンツの質を高める⇒ユーザーのニーズを満たす(Googleから評価される)という流れになるんです。
だから良質なコンテンツ作りは重要だと言えるんですね。
GoogleはSEO評価の基準を公開していない
じつはGoogleはSEO評価を高める判断基準を公開していないんです。そのため今でも様々な専門家が「推測」のもと色んな施策を打っている状況です。
とはいっても、ガチガチなプロでないかぎり基本的な対策方法は周知の事実ですので、それらについては下部で説明しています。
SEO評価を高めるには時間と労力がかかる
良質なコンテンツ作成の重要性については理解できたのではないでしょうか。
しかし、良質なコンテンツを作ったからといって直ちに検索上位になるとは限りません。
施策を始めてから効果がでるまで時間がかかるのが一般的です。
Googleのアルゴリズム的にしょうがないことなんですよね・・。
だいたい記事作成から2~3ヶ月後くらいから効果が出てくるといわれています。
即効性はないことはあらかじめ認識しておいた方がいいでしょう。
アプデとは「Googleによるアルゴリズムのアップデート」のことをいいます。
Googleは直近の6年間で11回もの検索アルゴリズムのアップデートを行いました。
- ベニスアップデート
- パンダアップデート
- ペンギンアップデート4.0
- RankBrain
- クオリティアップデート
- モバイルフレンドリーアップデート
- インタースティシャル広告アップデート
- 日本語検索アップデート
- 健康アルゴリズムアップデート
- コアアルゴリズムアップデート
- BERTアップデート
要は、SEO対策をしていたつもりでも上記のようなGoogleの評価基準が変動すれば、自分の記事も一気に検索順位が下がってしまう可能性があるということ。
最近のアップデートでは「⑨健康アルゴリズムアップデート」が有名ですね。
また何かしらのアルゴリズムのアップデートがあるかもしれないことは肝に銘じておきましょう。
上位表示したからといって安心はできません。時間がたてば検索順位が下がっていることなんでザラにあります。
なので定期的にリライトをしていく必要があるんです。具体的な方法は下の記事に書いています。
>>【収益加速?】ブログをリライトする具体的方法5選と3つの注意点【SEO効果UP】
ではコンテンツの質ってどうやって判断すればいいの?
実際に自分が記事コンテンツが良質なのか or 良質ではないのか、についてはどのように判断すればよいかわかりませんよね。
SEOの視点に立てば、「その記事が上位表示しているか?」がコンテンツの質を判断する指標となります。
書いた記事の検索順位が一向に上がらなければ、
- そのコンテンツの質が足りていない(低品質)
- 競合がいすぎて勝ち目がない(埋もれている)
のどちらかである可能性が高いです。
また上位表示以外にもコンテンツの質を判断する指標があります。
それはコンテンツの滞在時間です。
人が1分間で読める文字数は400~600文字と言われています。
ということは集中力を持続させて読める文字数は1200~1800文字程度なのです。
記事の文字数が2000文字前後で平均滞在時間が3~4分くらいなら、ユーザーは最後まで記事を読んだとみなされ良質なコンテンツとGoogleに判断してもらえるのです。
これらはあくまで指標ですが、
- 上位表示している
- 滞在時間が長い
と認識しておけば問題ないでしょう。
事後的にじゃないと良質なコンテンツかどうかは分からないので、定期的にウォッチしていく必要がありそうです。
コンテンツSEO対策①【Google対策】
コンテンツSEO対策は大きくわけて2つあります。
Google目線にたった対策と、ユーザー目線にたった対策です。
ここではGoogle目線にたったコンテンツSEO対策法を紹介します。
カンタンにいうなら、「Googleの人工知能であるクローラーに『良質なコンテンツですよ』とアピールすること」です。
このような「Googleの認識のしやすさ」のことをクローラビリティといいます。
Googleではクローラーというロボットが僕らの記事を巡回して調査しにます。
クローラーはテキスト自体を読み込んでいるわけではなく、その裏にあるソースコードを読み込んでいるんです。
たとえば本記事のソースコードはこんなん。
なのでクローラーが「良さそなコンテンツだな!」と認識してもらうために以下の施策を打たなければならないんです。
一つずつ解説していきますね。
適切な文字数
文字数についてはGoogleのジョンミュラー氏が言及してます。
いえ、Googleの人が上のように言っていますが、実際に「文字数と検索順位の相関」を調査したデータをみると、「文字数とSEO評価(検索順位)は正の相関関係がある」ことが証明されているんです!
(出典:『【SEOと文字数の相関】を実際に300サイト調査した結果、衝撃の事実が…!?』)
補足説明
Googleは文字数で検索順位を決めないと言っているが、文字数が多いコンテンツが上位表示されている事実がある。ということは文字数を増やした方が評価されるということ。
ただ、単に文字数を増やせばいいということではありません。
文字数が多いということは「ユーザーの求める情報が網羅的に含まれている」ということが前提となります。
参考までに、僕は『MUPカレッジの評判は?うさぎクラスに在籍中の海外営業マンによる徹底レビュー!!』の記事でGoogle順位1位を獲得していますが、文字数は11536文字でした。
最初から1万字以上を目指すのはキツイと思いますが、上位表示をねらいたいキーワードの記事では少なくとも5000~6000文字は書きたいところです。
キーワードを本文中に適度に入れる
その記事でねらっているキーワードをタイトルだけでなく本文中にも適度に含めましょう。
クローラーに「○○のキーワードが適度に書かれているな」と認識されSEO評価に繋がります。
キーワードに関して意識すべき点は次の3つ。
- 全体の2%前後の比率で本文中にキーワードを散りばめる
- ただし不自然な文章にならないことを心がける
- 一点集中的にキーワードを連発させない
例えば記事の途中でいきなり「キーワード選びは大事です。それとキーワードの入れ方と文章に溶け込むようなキーワード配置も大事です〇×△◇・・」のように、「キーワード」という言葉が連発されたら不自然で読みたくなくなりますよね。
タイトルに書かれているキーワードをしっかり本文中にも書いてあげることを意識しましょう。
タイトルの付け方がわからない方は下の記事をご覧ください。
>>思わず読まれるブログタイトルのつけ方!クリック率が劇的に伸びる5つのコツとは?
独自性を加える
Googleの判断基準の一つに「独自性」というものがあります。
なぜなら、ユーザーの満足度を第一に考える上ではコンテンツ内容に多様性を持たせなければならないからです。
独自性は大きくわけて2種類あります。
2種類の独自性
- 他では紹介されていない情報としての独自性
- 情報の見せ方を変えた独自性
独自性を出すには、競合コンテンツと差別化ができていることが絶対条件になります。
なのでまずは競合分析をしてからコンテンツ作成に入る必要があるんです。
それでは競合分析のカンタンなやり方を紹介しますね。
ねらいたいキーワードで既にトップ10入りしている競合記事をかたっぱしに見ましょう(最低トップ3記事)。
競合の記事構成と大まかな内容を自分の記事に下書きしていきます。
競合が書いてある内容は漏らさず自分の記事にも含める(コンテンツ量で負けない)ことも意識しましょう。
競合リサーチすることで、情報の網羅性を自分の記事にも反映できる(文字数も増える)。そのうえで差別化できるポイントを模索していく流れがベター。
競合記事に「どのような情報が含まれていないか」をチェックしましょう。
競合にない情報を書くことで自分の記事の独自性が担保され、結果的にSEO評価されます。
どの視点にたって独自性を出せばいいか分からない方は、次の切り口を参考にしてください。
自分なりの基準を設けて独自性を出していきましょう!
- 簡易性(カンタンだよ!)
- 即時性(すぐできる!)
- 即効性(すぐ成果!)
- 費用性(安い!)
- 安全性(トラブルない!)
- 信頼性(みんなやっている!)
- 持続性(続けられる!)
記事ライティングについてもっと知りたい方は下の記事が参考になります。
関連記事
コンテンツSEO対策②【ユーザー対策】
次はユーザー目線にたった対策です。
ニーズを満たす情報の網羅性
ユーザーが検索をするときは何かの悩みを解決したいケースがほとんどです。
なのであなたのコンテンツを見れば、ユーザーの悩みが解決できる情報が網羅されていなくてはなりません。
情報を網羅的にあつかっているか?の意識は常に持ち続けましょう。
偏った内容だけを紹介していないよう気を付けなければならないですよね。
独自性を出せば内容が偏ってしまう気がするんだけど・・。
と思うかもしれません。次のように理解しておいてください。
- 独自性:情報を網羅的に紹介した上で主張したいことを「切り口」を変えて紹介する
⇒都合のわるい一部の情報を隠すようなコンテンツは網羅性がない(SEO評価されにくい)
あくまで、網羅的に情報を伝えたうえでオリジナリティある紹介の仕方をするといったイメージですかね。
ユーザビリティを考慮
文字だけがズラズラかいてある会議資料のようなコンテンツはあまり読みたいと思いませんよね。
またいくら探しても求める記事にたどり着けないようなサイト設計になっていれば不満も貯まりますよね。
ユーザーが「読みたい!」と思えるように記事・サイトコンテンツにしていく必要があります。
こういった「ユーザーの使いやすさ」、つまりユーザビリティを意識することはとても大切なんですよね。
ユーザーがサイトを訪れたときに、
ストレスなく読める
ジャンルがわかる
サイト構造がわかる
と感じてもらうための施策を打ちましょう。
まずサイトの表示速度を上げたりしてユーザーが操作しやすいようにしないといけません。
こういった施策はプラグインをインストールしてカンタンに解決できます。
『オススメのプラグイン10選!有効化までの手順も解説』を読んでサクッと対策しちゃいましょう!
あとは「文章を読みやすく書く」・「画像をいれる」の2点を意識すればユーザビリティ向上に役立ちます。
文章の書き方は『ブログのライティングのコツと意識すべきポイント』で解説しています。
挿入する画像は『ブログ初心者が使うべきフリー素材画像サイト5選を紹介!』で紹介していますので、よければご覧ください。
定期的な情報の更新
以前に投稿したコンテンツの内容が古新聞になっていないように情報の更新を心がけましょう。
どうしても最新の良質な記事のほうが上位表示されてしまう傾向があります。
仮に大幅な内容変更がなくても、タイトルの最初に【2020年度最新版】などと書いてあるだけでユーザーの注目度は高まります。(これはちょっとしたコツです笑)
上記意識して頑張っていきましょう!
まとめ:コンテンツSEOとはGoogleとユーザーへの配慮
今回はコンテンツSEOの概要と具体的な施策について紹介していきました。
カンタンにおさらいします!
コンテンツSEOとはGoogleとユーザーの両者に配慮してコンテンツを作成することでした。
- Googleの認識のしやすさ:クローラビリティ
- ユーザーの使いやすさ:ユーザビリティ
一気に対策しようと思っても難しいので、上記で紹介した施策を一つずつこなしていけば大丈夫です。
SEO対策を今のうちから意識して、数か月後にコンテンツが上位表示されるよう頑張っていきましょう!
今回は以上です。