どんな仕事をしているの?
と思っている人は多いでしょう。
僕は財閥系日系グローバル企業の海外営業として、大規模インフラビジネスの仕事をやらせてもらっています。
就活生の頃に憧れたグローバルなキャリアを歩んでいることに誇りを感じています。
・入社2年目のアフリカ駐在
・アジア各国の海外出張
・契約交渉とプロジェクト管理を担当
いまだに鮮明に覚えている。
2018年の夏の出来事。上司「ちょっと今時間あるかな?」
僕「は、はい。なんでしょう」
上司「突然だけど、来月からアフリカに行ってもらいます」
憧れだった海外赴任のチャンスがいきなり舞い降りてきた。
この瞬間が僕のターニングポイントだった。。
— みっつー@海外営業&副業ブロガー (@hiro_32i) July 12, 2020
僕みたいに「グローバルなキャリアを歩みたい」「海外で通用する人材になりたい」と思っている人は多いのではないでしょうか。
この記事では、大手企業で実際に仕事をしている僕が、海外営業の仕事のリアルと英語に関して説明していきます。
・海外営業になるための英語力のつけ方
海外営業・英語に興味がある方の参考になったら嬉しいです。
海外営業の仕事内容とは?
会社や業界によって仕事内容は異なりますが、僕がやっている仕事は次のようなことです。
海外営業の仕事内容
- 海外顧客とのメール・会議・電話やり取り
- 契約交渉
- プロジェクトマネジメント(管理・遂行)
- 来日顧客のアテンド
- 海外出張や赴任
毎日英語漬けの仕事をしています。
特に難易度が高いのは、②契約交渉。
難しい内容をロジカルに相手に説明し合意形成にもっていくには、それなりの英語力がないといけません。
契約交渉や日ごろのメールなどは、あらかじめ英文回答を作っておけるので事前準備ができます。
しかし、たまにメーカ工場へお客さんを案内することがあるのですが、お客さんからの質問に対してはその場で速答しなくてはなりません。
実践的なリスニング力とスピーキング力が求められます。
いつでもビジネス英語を話せるよう、英語力はあらかじめ鍛えておかなければグローバルビジネスにはまったく通用しません。
単語帳を暗記するだけでなく、実践的な英語を鍛えなければならないと言えるでしょう。
海外営業は成長チャンスが多い
僕は入社して4年がたちました。
これまでをふり返ってみて、成長できた貴重な経験は次の3つです。
これまでの経験TOP3
- 入社2年目でアフリカ駐在(現地事務所・外国人ワーカーのマネジメント)
- アジアへの海外出張3回
- 来日した海外顧客のアテンド
具体的に、成長できた点はこんなかんじ。
- 異なるバックグラウンドをもつアフリカのワーカーとの意思疎通
- 客先との交渉
- 会社の代表としての客先コミュニケーション
総じて、異文化コミュニケーションが一番鍛えられました。
とくにアフリカ人は日本人の常識が通用しないことが多く、平気でウソをつく場合があります。
僕がアフリカ赴任していたときは、そのようなアフリカ人を30人以上マネジメント管理する仕事をしていました。
彼らを動かすために論理的な説明を意識しつつ、自分のパーソナリティを見せて信頼構築をしていくことは大変でしたが、その分やりがいがありました。
グローバルな舞台で異文化コミュニケーションを若いうちに経験することは、長期的なキャリアを見たときに大きな財産になると思っています。
日本にいる時よりも一回り大きく成長できる点で、海外営業はとてもオススメできます。
余談ですが、アフリカ駐在したときの休日は様子は、こちらの記事に書いています(笑)
海外営業は英語力なしではやっていけない
仕事のリアルを見て分かるとおり、海外営業はある程度の英語力を身につけておかなければ仕事ができません。
僕が思うに、海外営業に大切な英語力は次の4つです。
必要なスキル
- 相手の言っていることを聞き取れる
- 意見をしっかり言うことができる
- 契約書やメール内容を理解し仕事を進める
- 異文化の違いを理解する
これらの英語レベルを測定するのは難しいですが、英語レベルを判断する一つの指標にTOEICがあります。
海外営業になるには、少なくともTOEICが750点以上は欲しいところ。
これはあくまで僕の所感ですが、仕事を難なくこなしている人を見ると、全員900点越えしているケースがほとんどです。
もちろん、必ずしもTOEICの点数と実務レベルは比例するわけではないですが、TOEIC点数が高ければ仕事のアウトプットにも反映してくると言えるでしょう。
TOEICのことばかり書いていますが、大事なのは外国人とちゃんとコミュニケーション(意思疎通)ができるかどうかです。
TOEIC点数ばかりを追い求めても、目の前のお客さんと会話・打ち合わせができなければ意味がありません。
「仕事で成果をだす」ために、TOEIC勉強を通して必要な英語基礎力を身につけるのが望ましい姿でしょう。
凡人の僕でも海外営業になれた理由
就活の面接、内定者懇親会、配属面接のあらゆる場面で、ずっと「海外営業になりたい」と言っていたからだと思います。
自分が望むキャリアを意識的に発信することで、チャンスをつかみ取ろうと思っていました。
でもそれは偶然といえば偶然。
もしあなたが海外営業になりたいと思っているのであれば、偶然に賭けてはいけません。
大事なのは次の2点です。
海外営業になるためにすべきこと
- 海外営業職の枠があいているか確認
- ビジネス英語力を身につける
海外営業職の枠が空いているか?
海外営業を目指す上でまず確認しておくべきことは「枠(ポジショ)があいているか?」という点です。
まずは自分の会社で海外営業のあいているポジションはあるのか確認してみましょう。
あいているのであれば、僕のように意識的に想いを発信し続けることをオススメします。
人は伝えないと分かってくれない生き物なので…笑
万が一今の会社で海外営業になるチャンスがなければ、転職という選択肢も考慮した方が良いかもしれません。
海外営業職は需要があるので求人数はたくさんあります。
ここだけの話、僕は転職を考えていた時期があったので、様々な海外営業職の求人情報をチェックしていたことがありました。
求人数がありすぎて「世の中にはこんなに海外営業職があるのか・・」と少し驚いたのを覚えています。
海外営業は若いうちから経験した方がメリットが大きいので、悩んで時間だけが過ぎている状況なのであれば早めに転職活動をした方が良いでしょう。
いま本気で転職する気がない人でも、サイトに登録しておくだけで求人情報が入ってきます。
僕が転職活動をしていた頃、海外営業職の求人数が多かった転職サイトをはっておきます。
会員登録は無料なので早めに登録だけ完了しておくと良いでしょう。
ビジネス英語力を身につける
海外営業になるにはビジネス英語力を底上げをする必要があります。
しっかりビジネスに特化した英語力を早いうちから身につけておくことが将来の活躍を左右するといっても過言ではありません。
求人公募の条件に『TOEIC○○点以上』と指定されているケースも多いのが現状です。
例えば、アムコン株式会社(あまり知られていない企業ですが)ではTOEIC700点以上が必須条件になっています。
(DODA求人サイト参照)
海外営業にとって英語スキルは最低限のスキルとなっています。
なので、英語学習は早いうちに始めておいた方が良いといえるのではないでしょうか。
現役海外営業マンがオススメする英語学習法
海外営業として活躍するためには「ビジネス英語」にフォーカスした学習を行っていきましょう。
僕が実際に使っているオススメの学習法は以下の通りです。
オンライン英会話Bizmates(ビズメイツ)
まず紹介するのは高品質オンライン英会話Bizmates(ビズメイツ)です。
Bizmates(ビズメイツ)ではビジネスの現場でつかう実践的な英語スキルを最短最速で身につけることができます。
レッスンのコンセプトは「英語を話せるようにすること」ではなく、
もう一歩踏み込んだ「英語を使ってビジネスで活躍すること」なんです。
そのため講師も全員ビジネス経験者、レッスンはグローバルビジネスを想定したハイクオリティなカリキュラムになっています。
僕はビズメイツを受講してから4か月経ちました。ビスメイツにはバイト学生のような素人講師はいないのでレッスンの質にはすごい満足しています。
下の関連記事では、僕自身の成長記録と実際のレッスン内容を詳しく確認できるので参考にしてみてください。
スタディサプリ ビジネス英語
次に紹介するのはスタディサプリEnglish ビジネス英会話です。
桐谷美玲が出演しているCMで有名です。
スタサプはPC・スマホさえあれば時間場所を選ばずいつでも学習できるので
忙しいビジネスマンも続けられる英語学習サービスです。
僕はスタサプを始めて3ヶ月経ちましたが、こちらも実践的な英語を学べるのでずっと続けています。
通勤中や帰宅後などのスキマ時間にサクッと学習を出来る点が続けられる一番の理由ですね。
スタサプはいろんな企業からも人気があり、社員教育の一環で数々の優良企業が導入しています。
スタディサプリEnglish ビジネス英会話について詳しく知りたければ下の記事からチェックしてください。
レアジョブ英会話
3つ目に紹介するのはレアジョブ英会話です。
レアジョブは日常英会話からビジネス英会話まで幅広くカバーされている人気オンライン英会話です。
こちらでもビジネス英語対策はできますが、最初からビジネスに特化した英語学習にフォーカスしたければ、迷わず上記で紹介したBizmates(ビズメイツ)を選んだ方がいいです。
レアジョブ英会話の良さは「定期的なカウンセリング」があることです。
一人で続けられるか不安な人にオススメです。
どんなレッスンなのか見てみたい方は、25分×2回の無料レッスンを受けられるので試してみるのもよいでしょう。
英語力が上がるメリットとは
英語力が向上することは、キャリア形成にもプラスの結果をもたらします。
例えば、
- 市場価値が上がる
- 年収が上がる
- 応募求人数が増えてキャリアの選択肢が増える
などが考えられるでしょう。
こちらの記事にも書いてあるように、グローバル社会において英語力を伸ばすとメリットがたくさんあるんですよね。
英語は勉強しておいて全く損はないです。
まとめ
海外営業は夢がある職種です。
ただ「自分は英語がでいないから向いていない」と諦めてしまってはもったいないです。
英語学習を続けていれば必ず英語力は伸びます。
なんなら僕の場合は会社の実務を通して英語力が伸びていったので、現時点の英語スキルでキャリアの幅を狭めることはしなくても大丈夫です。
明確なキャリアは決まっていないけど、将来はなにかしらの形でグローバルな仕事がしたいと思っている人でも早めに学習しておくに越したことはありませんね。
今回の僕の記事が、海外営業を知るにあたって少しでも役に立っていれば幸いです。