こんにちは、みっつー(@hiro_32i)です。
論理的に考えようと思っても、いつもうまくいかない。
ロジカルに考えて頭の回転を速くするには、どうすればいいんだろう・・?
という悩みを解決します。
・MUPカレッジとグロービス学び放題の現役受講生
・ビジネススキルを高める勉強中
論理的思考って、難しいですよね。
僕はロジカルシンキングがずっと苦手でした。頭の中で情報をうまく整理できず、ごちゃごちゃして混乱するんですよね。
その結果、人にうまく伝えられなかったり、論理性がなくて上司から怒られたりと、ロジカルシンキングには悩まされてきました・・。
しかし最近ビジネススキルの勉強をしているとき、ある講義に出会ったんです。
そしてついに、どうやったら論理的思考が身につくのかが分かったんです!
答えは、フレームワークに思考を落とし込むことが、論理的思考の一番の近道だということを学びました。
下で説明するフレームワークを使うだけで、今まで悩んでいたロジカルシンキングが倍速で伸びるようになります!
是非参考にしてみてください。
それでは解説していきます!
ロジックツリーシンキングとは?
思考のスピードと分析力を向上させるには「型」にはめて考えるのが一番の近道です。
最初のフレームワークは「ロジックツリーシンキング」です。
ロジックツリーという「型」を使って思考を磨いていきましょう。
上位の概念と下位の概念に枝分かれさせて分解していく分析手法。
例えば、
と考えたいときは、左から「大項目」「中項目」「小項目」にわけて、関連する要素を下の図のように書いていきます。
なんとなく、「いい施策はないかな~」と頭の中で考えていても、ごちゃごちゃしてよく分からなくなるだけですよね・・。
このフレームを使うか使わないかで、思考の質は大きく変わっていきます。
どのような場面で使うのか
ロジックツリーを使う場面は、次の3つを特定するときに使います。
- どこに本質的な問題があるのか(Where)
- 問題発生している理由(Why)
- どのような解決策があるか(How)
改善・是正ポイントの解明や問題発生原因の特定、問題解決法を立案するために使うのが一般的です。
ロジックツリーを使うと、体系的に思考のスピードをアップさせるだけでなく、全体像を見る意識付けができ、思考の幅を広げて見落としを防ぐことができるのです。
例:売上向上の施策検討
と思っている方も多いと思うので、実際に「売上向上の施策をうつ」というテーマでロジックツリーを使って考えていきましょう。
先ほどの図を用いて説明します。
各要素を階層別に書いていったら、一番右の「小項目」に具体的な数値を落とし込みます。
数値がわかればいろいろ見えてきます。
-
MTG数を上げれば成約数も上がるのでは?
-
既存売上の単価より、新規売上の単価が低いな。割引とかしちゃってるんじゃないの?
-
既存売上で、アポ電から成約に至っている割合が10%と低いな etc..
そうすれば、具体的なアクションプランを立案することができます。
このように、階層を細かく分けて行動できるレベルまでアクションプランを落とし込んで初めて、具体的な解決策を実施できるのです。
マネージメントせずに回る仕組み
TODOが明確にわかれば、あとはそのTODOをマネージメントしないで回る仕組みを作ると良いです。
これはどちらかというと経営する立場の人が知っておいた方がいいポイント。
例えば、「成約数」と「成約率」の両方の掛け算で報酬がアップするインセンティブを与えれば、成約数だけ上げれサボる人はいなくなります。
「成約率を上げるにはどうすればいいか」という一歩進んだ施策を考えるようになるので、「成約数」と「成約率」の両方のマネージメントを分けることが大切だと言えるでしょう。
「成約数」に対してはKGI(Key Goal Indicator)を、成約率に対してはKPI(Key Performance Indicator)の指標を用いて、人が主体的に動く仕組み化が求められます。
- 成約数に対してインセンティブ
→KGIマネージメント - MTG数と成約率に対してインセンティブ
→KPIマネージメント
TODOを具体的な行動施策に落とし込み、マネージメントをせずに回る仕組みにすることが大切
次は、思考を伝えるときのフレームワークを紹介します!
ピラミッドシンキングとは?
2つ目の思考法は「ピラミッドシンキング」です。
自分の思考をうまく相手に伝えるときは、ピラミッドシンキングを使いましょう。
ピラミッドシンキングとは、ピラミッド構造にならい「上に主張・結論」、「下にそれを支える根拠」となるメッセージを組み合わせて論理的に考える思考法です。
仕事から日常にいたるまで、情報や思考を整理する最強のフレームワークです!
- 情報や思考の整理を行うためのフレームワーク
- 社内プレゼンや社外営業シーン等
- サイト構成やブログ構成、動画構成
論理思考を練り上げるルールとして特にビジネスの場面ではよく使われており、もはやグローバルスタンダードな思考法となっています。
ピラミッド構造の論理関係
ピラミッド構造で考えを整理してから話すと、相手がすっきり理解できるようになります。
何か一つの主張・結論を相手に伝えたいときは、下に根拠を配置して整理します。
次にそれぞれの根拠に対する根拠を考えていきます。根拠の根本を深堀していきましょう。
深堀するときに気を付けるべきことは、WHY・SO WHATの関係です!
- 上から下にはWHY(なぜ)に答える関係
- 下から上へはSO WHAT(だから何)に答える関係
図でみるとこのようなかんじです。
根拠①②③の下にそれぞれ関係性ある具体的なファクトを書いていきますが、ファクトの数は3つにした方がいいんです。
理由は、人間は相手の主張を最短・最大に納得するタイミングは根拠が3つ提示されたときだからです。
僕らは根拠と主張・結論を結びつけるとき、根拠が3つになったタイミングで納得度が80%に上がります。
根拠が2つの時より5%アップということなるんです。
しかし根拠を4つにしたとしても、納得度はたた3%しか上がりません。
したがって、根拠は3つ提示するのが最短かつ最大の納得度を生み出すことになるのです。
ピラミッドシンキングの手順
実際にピラミッド構造を考えるとき、次の手順でつくります。
- 「何について考えるべきか」を問いの形で明確にする ⇒ 主張
- 結論を出すためにどんな論点を考慮しておくべきか考える ⇒ 根拠
- 論点を明らかにするためのファクトを集める ⇒ Aである、Bである、Cである…
この手順で考えて上のフレームワークに落とし込めば、論理的関係性がひと目でわかるんです。
論理関係がわかると、他人にカンタンに説明することができだけでなく、質問に対して速答することができるようになります。
一気に頭がよく思われそうですよね(笑)
と僕らは思いがちですが、仕事ができる人の頭の中には単にこのフレームワークがあるだけなんですよね。
そう考えると、自分にもできそうだと思ってきますよね!
ロジックツリーとピラミッド構造を使う手順(まとめ)
ロジックツリーシンキングとピラミッドシンキングは次の流れでやりましょう!
- ロジックツリーで課題を細分化し原因を特定
- 課題の解決策をアクションプラン化
- アクションプランが自動で回るようKPI管理
- 周りとの共有の際はピラミッドカンペを使う
僕も思考を整理するときは上のフレームワークに落とし込んでいます。
ごちゃごちゃして頭の中が混乱していても、フレームワークを使うことで、論理構成は意外とシンプルだということに気付くことが多々あるんですよね。
ビジネスに限らず日常会話でもどんどん活用していきましょう!
思考力を磨きたいビジネスマンは「グロービス学び放題」!
いかがでしょうか。
ちょっとした知識や情報を知っていれば、ビジネススキルは上げられるものです。
このような優良なビジネス知識を学ぶ習慣を今のうちにつけているだけで、数年後には圧倒的に成長していると思いませんか?
と思う方はオンライン学習サービスグロービス学び放題で学べますよ。
僕はここでスキルアップにつながる知識・ノウハウを体系的に学んでいます。
月額料金はたったの1700円前後で、2000本以上の学習動画を見ることができるので愛用中。
思考法一つとってもたくさんの学びがありますが、他にもマーケティング・グローバルスキル・キャリアなど多種多様の内容を学べるので、少しずつ視野が広がり成長している実感があります( `ー´)ノ
興味ある方はこちらの記事でグロービスについて詳しく解説しています。
10日間の無料体験ができるので、まずはトライアルとして学習を始めてみるのが良いでしょう!
ありがとうございました。