- Webライティングってふつうの文章とどう違うの?
- Webライティングの具体的な書き方をおしえて!
- 読まれるブログ記事を書けるようになりたいな。
こんな悩みを解決します。
本記事の内容
- Webライティングの通常文章の違いとは
- 記事作成前の準備【4ステップ】
- Webライティングの書き方と注意点【具体例10選】
ブログを130記事以上執筆し、80万文字のライティングを経験した僕が学んできたWebライティングの書き方を解説します。Twitter(@hiro_32i)も運用中。
Webライティングってなんだか難しそうですよね。
「結局ふつうのライティングとどう違うの?」と気になる人は多いと思います。特にブログなどの記事コンテンツを制作している人なら、なおさら。
今回の記事では、初心者の状態からブログをスタートさせ、130記事を制作する過程で僕が実際に学んだ「Webライティングのノウハウ10選」を余すことなく公開します!!
さいごまで読めばWebライティングで意識すべきポイントが明確になりますよ。ブログをやっている人は収益加速に直結します。
ではさっそく解説していきましょう!
スキルを極めたい方限定!
本格的にライティングスキルを高めたい人は、こちらのオンライン講座をどうぞ。
Webライティングとは?
実はいまだにWebライティングの明確な定義は存在しないんです。
WEBというものは最近出てきた媒体であるうえに、常識が変わるスピードが早い特徴があります。まだ発展途上なので、明確な定義づけがむずかしいんですよね。
とはいうものの、一般的には、
Webライティング=Web媒体の記事をかく際に使われるライティング技術
と認識されていますね。
Googleのような検索エンジンが重視するのは、読者の課題を解決するユーザーファーストの記事。
言いかえるなら、読者にわかりやすく書かれていて、有益な情報を提供している記事ライティングが、評価されるわけです。
つまり、「検索エンジン」と「ユーザー(読者)」の双方にわかりやすく伝えるライティングこそ、Webライティングなのです!
まとめると、こんなかんじ。
- 検索エンジンから高評価をうけるライティング(HTML構造を意識)
- ユーザーにわかりやすい記事をかくライティング(人の悩みを意識)
なお、あなたの記事を順位付けする検索エンジンむけの対策を「SEO(検索エンジン最適化)」というので、またの名を「SEOライティング」と呼ばれることもあります。
WebライティングとSEOライティングの境界線はいまだに曖昧ですね・・。
求められる文章力の違い
- 媒体によって求められる文章力は異なる
- 読者の動機がが異なる
- わかりやすい文章を作ろう
媒体によって求められる文章力は異なる
「Web媒体」と比較対照されるのが「紙媒体」。例えば、本・雑誌・新聞などのことですね。
これら従来の紙媒体で必要とされる文章力は、Webの文章と異なるんです。
求められる文章力の違いはこんなかんじ。
- Web媒体:すぐ読める・わかりやすい
- 紙媒体:長い時間読ませる・抜けがない論理的説明
Web媒体の記事は、「早く・カンタン」に悩みを解決することにフォーカスされています。なので、とにかく「わかりやすい文章」が求められているんです。
紙媒体のように、「長い時間読者に読んでもらう冗長表現」や「理論整然とした固い日本語」はWebライティングではあまり求められていません。
読者の動機は異なる
前述に関連してきちんと理解しておくべきポイントは、コンテンツを読む際の「読者の動機(モチベーション)」です。
Web媒体と紙媒体では、読者が動機が異なります。
- Web媒体:「どうせ無料だし」「暇つぶしで読もっと」「つまらなかったら閉じればいいや」
- 紙媒体:「読みたいから買ったんよ」「お金を支払ったからには熟読するぞ」
たとえば書籍や新聞などの紙媒体を買った人は、「読みたい」意思がかたまっていますよね。なので、多少むずかしいコトバやつまらない内容があったとしても、最後まで読み続けてくれます。
しかし普段あなたがググってWebの記事を読むときは、上記のような強い動機をもっていないときが多いのではないでしょうか。
「さいごまで読みきるぞ」というモチベはないときが大半。ほとんどの人が「つまらなかったら閉じればいいや」という軽いモチベで読むんでいます。
つまり、読者が離脱しないために「ストレスを与えない文章」でコンテンツを作り上げる必要があるのです。
この文章スキルこそ、Webライティングスキルそのものです。
Webライティング=「読みやすい+SEO対策がなされた」文章
結局のところ、Webライティングとは「読みやすくて、SEO対策がなされた文章」と理解することができます。
わかりやすくいえば、初心者が見ても読みやすく・わかりやすい文章でありながら、たくさんの人の目に行き届くよう、上位表示する施策が打たれた文章をかく技法を意味します。
そのためには、人の感覚に寄りそった心的配慮にくわえ、文章構成・SEOなどのテクニカルなスキルも身につけなければなりません。
ここまで聞くと、
と思っている人もいるかもしれませんが、大丈夫ですよ!
ここから先は、初心者でもWebライティングの書き方をマスターできるよう、具体的なライティング方法について解説していきます。
記事作成前にやるべきこと【4ステップで解説】
記事を作成する前に、やるべきことがあります。
YouTube Hacksのメリット
- 狙いたいマーケットを決める
- キーワードの検索ボリュームを調査
- ペルソナを設定する
- 競合分析をする
順番に解説しますね。
ステップ①:参入マーケットを決める
まず最初にすべきことは、これから攻めていきたいマーケット(ジャンル)を決めることです。
確認ステップの流れはこんなかんじ。
- 狙いたいマーケットはどこか?
- そのマーケットで集客するために書くべき記事は何か?
- その記事を上位表示させるために選ぶべきキーワードは何か?
たとえば、副業分野・コスメ分野・教育分野など、どのマーケットで勝負したいか明確にするのが最初のステップです。
特に、アフィリエイトブログで稼ぎたい人は、マーケット選定が収益にダイレクトで影響するので、かなり重要。
なお、「ゼッタイに選んではいけないジャンル」はしっかりと把握しておきましょう。攻めていいジャンルと、攻めてはいけないジャンルの選び方は、こちらの記事で詳しく解説しています。
参入マーケットが決まれば記事の方向性が定まり、いよいよキーワード選定に移ります。
ステップ②:キーワードの検索ボリュームを調査
記事の方向性が定まったら、そのキーワードに需要があるか、をチェックします。
キーワードの需要は何で判断すればいいかというと、ズバリ「検索ボリューム」です!
狙いたいキーワードが「月間どのくらいの検索数があるのか」チェックすることはブログでは必須作業です。検索数が低いキーワードを狙っても誰にも読まれずに終わってしまいますからね。
検索ボリュームの調査ツール
- Googleキーワードプランナー
- Ubersuggest
あまり慣れていない人はキーワードプランナーを使ってみるといいかも。初心者でもカンタンに使いこなせるのでおススメです。
キーワードプランナーを使った具体的なキーワード選定方法は下の記事で解説しています。ポイントは「競合が低さ」ですよ!
ステップ③:ペルソナを設定する
ペルソナとは、「架空の読者像」のこと。
読者の「性別・年齢・職業などを考えろ!」とよくいわれますが、「正直いろんな想像が膨らむだけで難しいんだよな・・」と思った人も多いと思います。
そんなときは。次の人物像を意識すればOKですよ。
- 身の回りの特定の友人
- 3年前の自分
ただの想像ではなく、実在する人物が頭にうかぶので、メッセージも具体性を帯びてきます。ぜひ試してみてくださいね。
ステップ④:競合分析をする
さいごは、競合分析ですね。
具体的には、上位1~5位の競合記事を対象に、次のポイントをチェックすればOKかと。
- 書いてる情報の網羅性
- 記事タイトル
- 見出しのフレーズ
- ターゲットの読者層
自分の記事に足りていない情報や、上位記事に共通する見出し・表現などがあれば、記事に追加することもいいでしょう。
本文は『結論ファースト』+『PREP法』で書こう
本文を書くときに意識すべき一番重要なポイントは、次の2点です。
本文作成で意識すべきポイント
- 結論ファースト
- 論理展開はPREP法
まず意識すべきポイントは、「結論を最初に書く」こと。
「読者はいつも、できるだけ早く結論を知りたがっている」と理解しておきましょう。最初に結論を書かなければ、読者はストレスを感じ、すぐに離脱する傾向があります。
とにかく、結論ファースト。これはかなり重要。
そして、結論を述べたあとは、その結論の根拠を述べるよう文章を展開しなければなりません。
本文中の論理展開は『PREP法』を使うのが良いですよ。
- Point :結論
- Reason :理由
- Example:具体例
- Point :結論
例えば、こんなかんじ。
- 結論:副業ブログはやった方がいい。
- 理由:なぜなら身につくスキルが多いからだ。
- 具体的:たとえば、Webマーケティング・SEO施策・ライティング・Wordpress操作など。ブログを運営すれば必然的に学ぶことになる。
- 結論:スキルを高めたければブログはやらないと損だろう。
このように、『結論⇒理由⇒根拠(具体例)⇒再結論』の順で書く文章は、分かりやすいだけでなく、説得力も増すメリットがあります。
「あ~どのような文章構成で書けばいいんだ(;´Д`)」と悩んだときは、『結論ファースト』『PREP法』を思い出してみてくださいね。
もっと細かいライティング手法を知りたい方はこちらをどうぞ。
Webライティングの書き方とコツ【具体例10選】
ではここから、Webライティングの書き方を10個のポイントにわけて解説します!これをマスターするだけでライティングのクオリティは格段にあがりますよ( `ー´)ノ
Webライティングの書き方①:とにかく簡潔な文章に
とにかく、「簡潔な文章」を作るよう、心がけましょう。
なぜ簡潔さが重要なのか。理由は2つあります。
- 「悩みの解決策」以外の文章は読者にとっては邪魔
- 「ながらスマホ」の読者に余計な文章を読む時間はない
基本的に、読者は自分の悩みの解決策しか興味がないケースがほとんどです。目的に直接的に関係ない文章は、読者にとっては邪魔な文章。なので文章を必要最低限にとどめるべきです。
また、多くのユーザーは「ながらスマホ」をしながら、あなたの記事を読んでいることを想定しましょう。電車の移動時間・食事中・休憩中の合間など、、空いた暇な時間でググっているのです。
なので、スマホの小さな画面で、サクッと読める簡潔さが求められんです。
具体例をあげると、以下のような表現の切り替えのことですね。
- 不要な言葉を削除:「かなり多くの人」⇒「多くの人」
- 冗長表現を避ける:「嫌いという訳ではない」⇒「嫌いではない」
- わかりやすい表現を使う:「咀嚼する」⇒「理解する」
Webライティングの書き方②:根拠に具体的な「数値」を用いる
数値を用いることで、あなたの主張に説得力が増します。
例えば、以下の文章はどうですか?
- ブログを始めて1年後、作成記事は150記事・月間PV数1万PVまで成長し、50万円の収益化に成功した。
- Twitterを毎日3投稿し続けたことで、フォロワー数が200人増えました。
- うちの会社の離職率は前年に比べ5%上昇している。
数値があると、文章に強みが出ます。何か主張をするときは、「数値を使えないか?」を意識するといいですよ。
Webライティングの書き方③:単なる説明で終わらせない
単なる説明で文章を終わらせていないか、チェックしましょう。
言い換えるなら、「説明後に読者の行動を促しているか?」です。
- マーケティングを勉強したいなら、ブログ運営が一番オススメです。今すぐブログを開設しましょう。
- キャリアの悩みはプロの転職エージェントに相談するといい。下のボタンから面談を申し込んでみましょう。
読者は、単なる説明だけでは、行動に移せません。具体的なアクションまで書いてあげましょう。
Webライティングの書き方④:一文は40文字前後におさえる
1文の適切な長さは、40文字前後といわれています。長くても、せいぜい60文字まで。
1文にこめるメッセージは少ない方が「伝わる」のです。具体例を見てみましょう。
・【悪い例】一文106文字
私のブログは「副業ブログの運営方法」の特化サイトであり、初心者ブロガーがブログで稼げるようになるためのノウハウを発信しているので、「副業を始めたい」と思っているサラリーマン・主婦・学生の方の参考になると思います。
・【良い例】一文27~41文字
私のブログは「副業ブログの運営方法」の特化サイトです。
初心者ブロガーがブログで稼げるようになるためのノウハウを発信しています。
「副業を始めたい」と思っているサラリーマン・主婦・学生の方の参考になると思います。
文章が長ったらしいと、なんだか稚拙な印象を与えてしまいます。一方、後者の適度な長さにおさえられた文章は、ちゃんと内容が伝わってきますよね?
文章が長くなってきたら「いったん切る」といいですよ。
Webライティングの書き方⑤:文末口調に気を付ける
文末に「~です」「~ます」が連続しないよう注意しましょう、ということです。
例をあげましょう。
今日のランチは外食にします。オススメの店は駅前の大戸屋です。値段も安いのでお手頃です。
この例のように、文末口調が同じだと、ぶっちゃけダサい文章になってしまいます。
次に、口調を変えた修正版がこちら。
今日のランチは外食にしようと思います。オススメの店は駅前の大戸屋ですね。値段も安いのでお手頃かと。
どうでしょう。文末口調を変えただけで、先ほどの違和感が少しなくなりましたよね。
「文末口調はできるだけ変えてみる」ことを意識してライティングしてみてください。文章が一気に読みやすくなりますので。
Webライティングの書き方⑥:『句読点』と『改行』を使って見やすく
あなたの文章を読者がパッと見たときに、視覚的・直感的に「なんか読みやすそう」と思ってもらわないと、読んでくれません。
この見やすさを演出してくれるので、『句読点』と『改行』です。
具体的なコツは以下のとおり。
- 句読点:1行にひとつは入れる
- 改行:最大5行をメドに改行
40文字前後の文章中にひとつ「、(句読点)」を入れるだけで、視覚的な間隔をつくれます。このわずか半分のスペースによって、視認性が劇的に高められるんです。
また、文章が5行以上になりそうなときは、必ず改行しましょう。
Webライティングの書き方⑦:箇条書きをつかう
複数文かくときは、できるだけ箇条書きを使いましょう。理由はカンタン、見やすいからです。
たとえば、
リンゴ、オレンジ、スイカ、グレープ
と書くよりも、
- リンゴ
- オレンジ
- スイカ
- グレープ
と書いたほうが、圧倒的に見やすいですよね。
ついダラダラと文章を書いてしまう人は、意識しましょう。
Webライティングの書き方⑧:「これ」「その」「あの」などの指示語は避ける
「これ」「その」「あの」などの指示代名詞はあえて減らすべきです。
いまはスマホでWebページを閲覧する人が大半。ユーザーは無意識に自分の読みたい箇所まで縦にスクロールして読んでいます。つまり「読み飛ばし」が頻繁にあるということ。
そんなユーザーに対して、「これ」「その」「あの」と表現しても、きちんと内容が伝わらないですよね、、。
なので、指示語を使うときは『指示語』+『固有名詞』をセットでかくと良いですよ。
例えば、「このSEOノウハウは~」「そのプログラミング言語は~」のような感じ。固有名詞もしっかり書くことでユーザーも理解しやすくなります。
なお、指示代名詞を減らし固有名詞をかくことは、SEO的にも効果ありです。
Googleの検索エンジンにとっても、文章の内容が理解しやすくなるので一石二鳥。
指示語は最小限にしましょう。
Webライティングの書き方⑨:画像や装飾をいれて読みやすくする
これも視認性を高める工夫のひとつですね。
画像や装飾をいれて「読みやすい文章」に仕上げましょう。
画像の入れる箇所は、
- アイキャッチ
- h2タグの下
の2箇所でOK。
また装飾とは具体的にはこれらを指します。
- マーカー
- ボックス
- 吹き出し
- アニメーション etc..
これらの装飾は個人で作る必要はありません。有料Wordpressテーマを購入すればデフォルトで装飾機能が搭載されていますので。
「デザインにこだわりたいけど、コーディングはできないしな・・」と悩んでいる人は、アフィンガーに乗りかえないと、ぶっちゃけ損です(; ・`д・´)
アフィンガーの詳細はこちらで解説しています。
Webライティングの書き方⑩:漢字とひらがなのバランスを調整
さいごに、重要なポイントに触れます。
漢字を多用した文章は印象が悪いです。なぜなら、画数の多い漢字を使うとページの見た目が黒っぽくなり、そのまま圧迫感につながるからです。
読みにくさを感じさせないために、「ひらがな」を意識的に使うようにしましょう。
- 敢えて⇒あえて
- 予め⇒あらかじめ
- 喧嘩する⇒けんかする
- 改めて⇒あらためて
- 何処⇒どこ etc..
「この表記、ほんとうに漢字にする必要あるかな?」と自問自答するのがコツ。
漢字が多くて文章がちょっと固苦しくなってきたら、ひらがなの出番です。Webライティングで「ひらがな」の役割はかなり大きいので覚えておきましょう!
まとめ:Webライティングをマスターして収益UPにつなげよう!
今回は、Webライティングの書き方と注意点について解説しました!
文章ひとつ変えるだけで、読者への伝わり方が変わり、コンバージョン率が大きく向上したりします。
特にブロガーやWebライターとして稼いでいきたい人は、Webライティングのスキルが一番重要なスキルでしょう!
Webライティングを圧倒的に鍛えて収益UPを狙うなら、Writing Hacksというオンライン講座をチェックするといいですよ。
この講座はブログやWebライティングで稼ぎたい初心者向けに、プロが直接教えてくれるサービスです。
ライティングの副業・将来の独立を考えている人は受けないと損かも( `ー´)ノ
詳しくは下記で解説していますので、ご覧ください。
今回は以上です。